THREE HUNDRED ABARTH Parts Brand

アバルトのホイール・サスペンション・ブレーキ・カーボンパーツetc 開発・販売

Produced by DUKES


03月

治具にモエル

今日は終日提携工場さんにて新規アイテムの開発と、製作のお手伝いをしていました。
いや、正確に言うと口と手を出して、お手伝いにいってるのに作業の邪魔をしていたのかもしれません(^^)

皆さん製作治具って見た事ありますか?
掲載した画像はインタークーラーのパイピング治具です。
THREEHUNDREDのハイパフォーマンスインタークーラーキットのパイピングは、圧損を極限まで無くすために全てアルミパイプで構成され、ホースバンドとのつなぎも出来る限りラバーを使わず絶妙な取り回しで設計されています。
そして構成されるパイピングが全て一発曲げという、超職人の仕事なんです☆

アバルト インタークーラー パワー

THREEHUNDRED ハイパフォーマンスインタークーラーキット商品ページ

画像の治具はパイピングのマスターを作る際に、曲げの角度や出入り口の位置をおさえる治具です。
いくらマスターモデルが良く出来ていても、製品に反転するための治具の精度が低ければ、品質は著しく低下します。
ここは職人さんの腕の見せ所で、ABARTH500の純正インタークーラーは左右振り分けレイアウトで、このインタークーラーをひとつに集中し、且つ前置きにレイアウトを変更しますので、パイピングの取り回しはとても重要なんです(^^)

治具にのっているこのパイプは、曲げやさんから届いたパイプを正しい角度で曲がっているかを確認しています。
ここから、出入口のカットラインを治具からケガキ、両端をカット、抜け止めの「ひもだし」と言われる末端のひと手間を加え、最後に研磨屋さんに出してピカピカに仕上げてもらって完成です。

職人の技術と、ヤマグチの拘りが詰まりに詰まったハイパフォーマンスインタークーラーキット
こいつは、ニヤリを通り越して顔がゆるむ加速を実現してくれると思います♪

THREE HUNDRED アバルトParts

なになに、発売になったとか

先日THREEHUNDRED 関東ツーリングを開催させて頂いた際に、いつもお世話になってる御殿場のアウトスペックさんにてツーリングにご参加頂いた全てのABARTHオーナー様がaf-impの取材を受けました☆
その模様が掲載された本が発売になったとの事です。

アバルト スリーハンドレッド パーツ

ヤマグチはまだ拝見していないのですが、皆さん満面の笑顔で掲載されているとの事なので、是非チェックしてみて下さいね(^^)/

THREE HUNDRED アバルトParts

5月は九州にて試乗イベント☆

以前にもお伝えしましたが5月6日から3日間、デモカー302号(もしかしたら303号かも)と共に福岡・宮崎へまいります。
302号は海を、ヤマグチはお空を、そして翌週末はTHREEHUNDRED meeting TUKUBAという賑やかなスケジュールでございます。
大方の予定が決まりましたのでご案内させて頂きます。

アバルト スリーハンドレッド 九州 カーボン

日時 5月6~7日
場所 アールナイン
住所 福岡県福岡市東区松島3丁目1-3
電話 092-629-7057
時間 10時~20時(6日は15時~20時)
email info@r-nine.com

TuningECUのテストインストールをはじめ、デモカーの試乗、商品もお手に取って見て頂け、パーツの装着状態も確認して頂ける予定です。(CARBONパーツは在庫が流動的な為、デモカー装着でのご案内になる商品が多いかと思います)
現在開発中のカーボンドアミラーカバーやカーボンリヤワイパーカバー等、ここで初お披露目になる可能性が高いので楽しみにしていて下さい☆

翌日は宮崎で開催されるトリコロールデイSというイベントにお邪魔させて頂く予定です。
ヤマグチはアールナインブースでチョロチョロしてますので、良かったら遊びに来てください。
会場でもTuningECUのテストインストールを体感して頂けます、前日までのイベントに残念ながら参加出来なかったオーナー様は、是非会場へ遊びに来て頂けたらと思います♪
因みに当日の朝は、会場までの道中をツーリングしながら向かう予定ですので、デモカー302号と一緒にランデブーされたいオーナー様は、アールナインさんへドシドシお問い合わせ下さい。

THREEHUNDRED九州初上陸です、芋焼酎は少し苦手ですが、ABARTHオーナー様と熱いお話が出来たら良いなと思っています☆
皆さまにお会い出来る事を楽しみにしております。

THREE HUNDRED アバルトParts

ABARTHの潜在能力。

ようやくMacも復活し、ブログ再開です。

ここ最近の僕の中での大きな出来事といえば、息も絶え絶えだった旧式MacBookから最新モデルへの入れ替えもあったのですが、やはり先日のETCC at FSWです。先日のブログ通り僕は訳あって別チームのAlfaRomeo 2.0に乗っていました。

山口の腹筋50回を見逃したのは残念でしたが、僕のスティント中の最終ラップ、1コーナー立ち上がりでバックミラーの中にチラリと見えたのはスカイブルーに塗られたミラーカバーのABARTH。そりゃあ萌えました。もとい、燃えました。

初の山口とのバトル(まあ結果的にはこちらが勝手にそう思い込んでいただけかもしれませんが)。僕は最後のワンラップですから、「ぜ〜ったい前には出させないぞ」なんて意気込んだ100Rで大タコ踊りを演じてしまい、ヘアピンではベタ付けされてしまいました。

race

ダンロップへのブレーキングで横に並ばれ、そこからはサイドバイサイド。セーフティーカー明けの超スリッピィな路面でしたから、結構ヒヤヒヤものでしたが13コーナーで死角に入られ僕の予想とは逆側から見事に刺されてしまいました。続くプリウスで前に出られてTHE END。さすがでした。

彼との超接戦で感じたのは、もちろん技量の差はあるでしょうがABARTH500系の身軽さ、というかあの路面でさえコントロール内にある自由度の高さです。僕は、そのABARTHの高いポテンシャルの一因を担っているのはまず“車重”だと思っています。あの短いホイルベースであそこまでコントローラブルなのは、軽いマスに対してきっちりオーバーハングを潰し四隅に配されたタイヤ、きっとこれかなと。短い距離で向きを変え姿勢を作ることができ、他車に比べ一歩先にコーナー出口のラインに乗せてしまえば、後はターボのブ厚いトルクで立ち上がるだけ!というイメージでしょうか。

pit

いやあしかし、楽しい経験ができました。雨のせいですかね、戦い終わったABARTH達はピットの中でピカピカでした。まるでショールームの様。来年はTHREEHUNDRED組で走らせてもらおっと。で、また山口とイコールコンディションでバトルです。(負け惜しみ。。。)

 

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

オーナー様ご紹介 サイドストライプ

福岡にお住いのオーナー様から、サイドストライプをご装着頂き装着画像を頂きましたのでご紹介します。
ネルスコルピオーネのボディにイエローのデカールが鮮やかな595、ここにガンメタのTHREEHUNDREDサイドストライプを組み合わせて頂きました。

アバルト デカール サイドストライプ スリーハンドレッド

アバルト デカール サイドストライプ スリーハンドレッド

アバルト デカール サイドストライプ スリーハンドレッド

アバルト デカール サイドストライプ スリーハンドレッド

なんという存在感☆、ヤマグチ的には「重ね貼り」結構好きです(^^)/
5月の福岡イベントでは現車も拝見出来ると思いますので、お会い出来る事が楽しみです☆
現在es-02もオーダー頂いておりまして、ホイール装着後もどんな感じになるかワクワクですね。

オーナー様ありがとうございます。

THREE HUNDRED アバルトParts

カーボンシフトスイッチパネルのおさらいです

発売からズット途切れることなく、常にフル生産で売れ続けているカーボンシフトスイッチパネル。
カーボンフェンダーエッジに次ぐカーボンパーツとしてはヒット作となっておりますが、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、先日スムースタイプなる追加モデルが新発売となっています。

アバルト カーボン パーツ

通常モデルは、車体側にあるABARTHの文字を残すディティールとなっていまして、カーボンシフトスイッチパネル側にはロゴを見せるための穴があいています。

アバルト カーボン

これに対してスムースタイプはその名の通り製品に穴はなく、車体側にあるABARTHロゴを埋めてカーボンオンリーで表現するディティールとなっています。
双方とも好みだと思いますが、スムースタイプはオーナー様から製品化を熱望するお声を頂きましたので、具現化した商品です。

アバルト カーボン パーツ

MTAの定番アイテムとなりつつあるカーボンシフトスイッチパネル。
発売当初は型数も少なく、最大で4ヵ月待ちという時もありご迷惑をおかけしましたが、現在では型数もかなり増えていますので、タイミングにもよりますが若干の待ち時間で納品が可能となっています。

カーボンシフトスイッチパネル商品ページ http://shop.threehundred.jp/?pid=87680509
カーボンシフトスイッチパネル・スムースタイプ商品ページ http://shop.threehundred.jp/?pid=96439332

THREE HUNDRED アバルトParts

ABARTHブラザー

デモカー301号と302号、301号はTHREEHUNDRED初代デモカーで、今はミスタータイヤマン三鷹店で元気に活躍しています。
俗に言うコンプリートカーってヤツですね(^^)
THREEHUNDREDのノウハウやらヒストリーが詰まった大切な1台です。

スリーハンドレッド アバルト デモカー

そして来月には三女になる303号がTHREEHUNDREDにやってきます。
因みにヤマグチ的にはクルマは女の子扱いです♪

そろそろ302号の嫁ぎ先を真剣に考える時がやってきたようです。
共に過ごした時間が濃すぎて、まだ弊社にやってきて9ヶ月しか経っていないのに、お局さん的な存在感は流石です。
特に302号にはいろいろな想い入れが詰まってまして、セットアップ的にはかなり良いポイントまできてますのでなおさらです。
分かれは辛いけど仕事なので仕方がありません。。。

こうやってTHREEHUNDREDのABARTHコンプリートカーが、日本の道を元気に走る台数が増えていくのは嬉しい事です。
内外装をとことんTHREEHUNDRED仕様に仕立てたABARTHを作り上げ、その車両を販売する、これこそがヤマグチ最後の目標であり夢なんです☆
これを実現するにはまだまだ道のりは長いけど、目標は大きくね(^^)v

THREE HUNDRED アバルトParts

いろいろな空気を吸う事

ヤマグチが日々心がけている事が、柔軟な発想と、周囲のアドバイスに耳をかたむけ、なんでもやってみるという行動力です。
我が家の6歳児は頑固でビビリ屋さんなんです、「なんでもう少し柔軟に考えないのかな・・・」、「やってみなきゃ分からないじゃん・・・」と、子供からいろいろと学ばせて頂いている38歳でございます(^^)v

アバルト スリーハンドレッド カーボン

幾度かお伝えしていますがTHREEHUNDREDのアイテムの半分近くはオーナー様の声を具現化したモノです。
頂いたご意見は出来る限り製品化しようと努力していますが、中には製品化出来ていないアイデアもあります、でもヤマグチの秘蔵ノートにはちゃんとメモしてあり、いつかは製品化しようとその時を狙い澄ましています。

お陰様で最近ではブッ飛んだお問い合わせも多く、その中でもボディキットは国内外から多くのリクエストを頂いています。
膨大な開発費用とはじめる勇気が必要ですが、ここはヤマグチの最終目標であり世界に「THREEHUNDREDドーダッ!!!!」と訴えかけるカタチを作りたいと思っています。

なぜこんな暴走Blogを書いているかと言いますと、なんだか最近忙しすぎるという事に自分を甘やかしているような気がして、公言してしまえば後戻りできないので自分を追い込んでみました。
決してドエムではないんですが、日々緊張感マックスで生きていないと、怠けてしまうダメなヤツなので。
「よーしやってやろうじゃないか!」とモノ作り魂ゼンカイのヤマグチです。

そしてこれから先日の4時間耐久の参加メンバーと渋谷で打ち上げ☆
クルマもお酒もホドホドにゼンカイ。

THREE HUNDRED アバルトParts

どうやら流行がきてるようです☆

インフルエンザじゃないですよ(^^)

決してTHREEHUNDREDの商品群の中で、売上ランキング上位ではないのですが、コンスタントに、地味に、売れ続けているカーボンバックパネルですが、なぜか今年に入って急激にその数字を伸ばしておりまして。。。
初めてABARTH500を購入した際に、リヤハッチをあけた瞬間目の前に飛び込んだ光景にガッカリした事を今でも鮮明に記憶しています。

どうしてリヤシートの裏が鉄板むき出しなんだろう・・・

仕事でもプライベートでもガシガシ使うので、リヤシートを倒して荷物やら、チャリンコやら、ゴルフバックやらを積み降ろしすると当然傷がつきます。
傷は仕方がないのですが、少し経つと鉄板なので若干錆びてきます。

アバルト カーボン

どうしても許せなくて、どうせ作るならカッコイイ方が良いと☆
こんな実用案からカーボンバックパネルが誕生しました。
正直このパーツを装着するとシートを倒して荷物を積むのに勇気がいりますが、その分クルマを大事にするようになるし、樹脂を割らなければ少々の傷はアフターサービスで研磨させて頂きます。

アバルト カーボン

なによりもリヤハッチを開けた時のニヤリ感はハンパじゃないです。
ヤマグチ個人的には、このカーボンバックパネルカーボンエントランスパネルのような大きいカーボンパーツが大好きでして♪
「カーボンまではいらないんだよね・・・」というオーナー様にはカーボンステッカーバックパネルという商品もご用意がございますので、是非悩んで頂けたらと思います♪

THREE HUNDRED アバルトParts

ウエット路面だと特によく分かるクルマの挙動

最近よく聞かれます、サーキットにおいてのABARTH500の挙動について。

ピーキーなんじゃないか?
ホイールベース短いからブレーキの姿勢が難しいんじゃないか?
エンジン壊れちゃうんじゃないですか?
クラッチ平気ですか?

アバルト サーキット スリーハンドレッド

歴代デモカーをもとにお話させて頂くと、まずトラブルや故障は過去一度もありません。
油脂や点検などは一般的なディーラー整備レベルです。
もちろんサーキットを連続走行できるように、オイルクーラー内蔵ラジエターやインタークーラー、プラグは交換していますが、それ以外はフルノーマルです。

ECUのテストで、車にとって過酷なDATAをインストールする事もありますが、それでも全く壊れません。
スタンディングスタートもよくしますが、クラッチも容量的には十分ですしライフに関しても、都内の渋滞を走り続ける方が過酷ではないかとヤマグチは思っています。

挙動に関してもTTCがとても優秀なので、たとえウェットで限界を超えてスピンモードに入っても、各車輪にブレーキがかかり車をコントロールしてくれます。
先日のレースでは、前半はTTCを入れて少し走りましたが、その制御はとても巧みで例えスピンモードまでクルマが横を向いたとしても、そのままの角度で車速が落ちて自然とグリップが回復する感じです。
正直とても気持ちの悪い動きをしますが、ほぼスピンはしません。

スリーハンドレッド アバルト サーキット

その後TTCをオールカットして走りましたが車の特性は180度豹変し、ウエットという事もあり、こんどは糸の上を走るような緊張感です。
前後の荷重をラフに扱えば容赦なくリヤグリップは無くなり、そこからコントロールを受け付けてくれる時間は極わずかです。
ただここをコントロールするのがとても楽しいです(^^)
スピンするかしないか「大丈夫?まだ平気??」とクルマとギリギリの会話を続けながら、その会話が成立した時の充実感はやみつきです。

因みにブレーキングの姿勢は抜群に良いです。
ノーマルのサスペンションは前後左右にかなり動きますが、車両購入当初は「なんでこんなにストロークあるんだろう?」と???が沢山出ていましたが、サーキットやワインディング走らせて分かりました。
凄く良く走ります、やはりABARTHはこうゆうシーンを念頭にいれてセッティングしているんだなと。

先日は久々のウェットで、またしてもABARTH500からいろいろと学ばせてもらう事が多かった1日でした。
セッティングで感じた事は、直ぐにOHLINSのエンジニアに共有しました(^^)/
日々勉強であります。