今日は終日提携工場さんにて新規アイテムの開発と、製作のお手伝いをしていました。
いや、正確に言うと口と手を出して、お手伝いにいってるのに作業の邪魔をしていたのかもしれません(^^)
皆さん製作治具って見た事ありますか?
掲載した画像はインタークーラーのパイピング治具です。
THREEHUNDREDのハイパフォーマンスインタークーラーキットのパイピングは、圧損を極限まで無くすために全てアルミパイプで構成され、ホースバンドとのつなぎも出来る限りラバーを使わず絶妙な取り回しで設計されています。
そして構成されるパイピングが全て一発曲げという、超職人の仕事なんです☆
THREEHUNDRED ハイパフォーマンスインタークーラーキット商品ページ
画像の治具はパイピングのマスターを作る際に、曲げの角度や出入り口の位置をおさえる治具です。
いくらマスターモデルが良く出来ていても、製品に反転するための治具の精度が低ければ、品質は著しく低下します。
ここは職人さんの腕の見せ所で、ABARTH500の純正インタークーラーは左右振り分けレイアウトで、このインタークーラーをひとつに集中し、且つ前置きにレイアウトを変更しますので、パイピングの取り回しはとても重要なんです(^^)
治具にのっているこのパイプは、曲げやさんから届いたパイプを正しい角度で曲がっているかを確認しています。
ここから、出入口のカットラインを治具からケガキ、両端をカット、抜け止めの「ひもだし」と言われる末端のひと手間を加え、最後に研磨屋さんに出してピカピカに仕上げてもらって完成です。
職人の技術と、ヤマグチの拘りが詰まりに詰まったハイパフォーマンスインタークーラーキット。
こいつは、ニヤリを通り越して顔がゆるむ加速を実現してくれると思います♪