THREE HUNDRED ABARTH Parts Brand

アバルトのホイール・サスペンション・ブレーキ・カーボンパーツetc 開発・販売

Produced by DUKES


02月

クラブマン

某所にてリフトされたPUNTO EVO、お客様のいない間にこっそり観察させていただいてます。コレ、500系とはまた違った方向性のデザインが素敵ですよね。ディメンションから想像するボリュームを、ギューッと絞り込んで、ザクザク削ってでき上がった“塊”感。きっとそこでほぼこのクルマのキャラは立ちまくっているはずですが、「いやまだまだでしょ!」と、さらに細かなディティールをちりばめて仕上げられた、そんな雰囲気がたまりません。

何故かエッジが多用されたリア上部セクション。さらに上方に向かって絞り込まれたキャビンはこのクルマの強力なアイコンに。

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ギミック感バリバリのFバンパー両サイド。良いです。涎が出そうなくらいイイ。ちゃんと抜けてますしね。スポーツ志向の強いオーナーさんなら、ローター冷却用のダクト取入れ口にも使えそう。

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較べて、500系にも見られるスマートな処理のリアアウトレット。こちらはダミーなんですね。穴、開けたい衝動に駆られましたが我慢我慢。。。

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ABARTHって元々サーキットにルーツを持つブランドですし、現代のクルマとしての基準をクリアしつつも、こういった尖った部分を若干濃いめに残してくれているところが皆をニヤッとさせてくれるんでしょうね。僕の中ではいわゆるクラブマンっぽい雰囲気で、少し汗ばむくらいのドライビングの後、ガレージに頭から突っ込んだ相棒を眺めながらコーヒー飲みたくなるような、そんなクルマ代表です。

 

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

ABARTHが愛おしい

ここ最近大物の開発が続いていまして、手元にABARTHがいない生活が続いていて少々寂しい日々のヤマグチです。。。

チョットだけ次期商品のお話をさせて頂きますと、カーボンボンネット(ドライカーボン)は現在デザインディティールの最終調整中で、カッコイイエアダクトをひっさげ、抜群の軽さとウルトラフィッティングで春頃の製品化を予定しています。

アバルト パーツ スリーハンドレッド

そしてヤマグチ自己満足企画、どうしても欲しくて仕方ないカーボンドアミラーカバー(ドライカーボン)を現在開発中です。
とにかくフィッティングに拘り、ミラーはカーボンを表現するには難しい球体ですが、そこはドライカーボンでバッチリ織り目をコントロール。
ブッチギリのクオリティで春頃の発売を予定しています☆

年末からのカーボンパーツ大量受注の影響で、なかなか開発が思うように進んでいないカーボンリヤワイパーカバー(ウェット)ですが、少しずつ作業は進んでいまして、遅ればせながらようやく目処が立ってきまして、3月末頃にはデリバリーが開始出来ると思います。

機能パーツでは、そもそもボディはしっかりしているABARTH500系ですが、唯一不満なのがリヤのフロア剛性で、このフロア剛性向上と、4点シートベルトを装着するためのバーを兼ねたチタン製補強パーツを開発しています。
また、ABARTH500に4点式シートベルトを装着するための専用付属品もセットにした商品となります。
4点式シートベルトを必要としないオーナー様には、リヤフロアの補強パーツとしてお使い頂ける品番も設ける予定です。

その他に、小物数品番を春先までにデリバリー予定ですので、楽しみにしていて下さいね(^^)/

代車と言えない代車

デモカー302は相変わらず工場でバラバラでございます。。。
工場にはチャリンコがあるから代車はいらないと言ったのに、「たまにはエンジン回してやって!」との事で、社長の奥様が新車から大事にしているHONDA BEATにここのところ乗っています。

スリーハンドレッド アバルト パーツ

仕事柄軽自動車からスーパースポーツまで、様々なクルマに乗る機会があるヤマグチですが、「軽自動車のミッドシップだろ・・・」と正直ナメてましたが、車を受け取り300m走って、交差点ひとつ曲がったらそんな気持ちは180度変わりました。
8500rpmまで元気に吹け上がるエンジンは、決して速くないですがそのフィーリングは最高の一言で、後ろで元気に吠えてるエンジン音を聞くと気持ちも高ぶります。
シフトフィーリングも短すぎず長すぎず程よく、無駄にシフトアップとダウンを繰り返してしまいます♪

そして何より驚いたのがそのハンドリングで、飛ばして良いミッドシップは山ほどありますが、街を交通の流れにのって走っていてもナチュラルで、このマナーはNSXにとても近いフィーリングに感じました(^^)

もちろん車のコンディションも頗る良いのですが、15年以上前の車でこのパフォーマンスには恐れ入りました。
車種は違えど、THREEHUNDREDが目指す車作りも、こんな感動を与える何かを提供したいと思いながらモノ作りをしています。

いやぁ、良い刺激をもらってます☆

THREE HUNDRED アバルトParts

やります!THREEHUNDRED 関西ツーリング☆

気が付けば前回の関西ツーリングから1年以上経っていました。
秋の紅葉が抜群に綺麗な琵琶湖周遊ツーリングで、沢山のオーナー様と素敵出会いがあり、とても印象深いツーリングでした(その時のイベントBlog http://www.threehundred.jp/archives/2004

今回は「伊勢ツーリングッ!!」
ヤマグチも初となるエリアで、一度訪れて見たかった伊勢神宮にも参拝ッ(^^)/
最終の参加人数で少し変更があるかもしれませんが、以下に関西ツーリングの概要と参加方法などをご案内致します。

日 時 4月10日(日曜日)
集 合 伊勢自動車道 安濃SA 9:00集合

9:30   安濃SA出発
10:30  伊勢西IC到着
11:00  昼食(おかげ横丁 野あそび棚)
     参考URL http://www.okageyokocho.co.jp/tenpo.php?no=19
13:30  おかけ横丁出発
    (県道32号~国道167号経由からパールロードに入り鳥羽展望台へ)
14:30  鳥羽展望台到着
15:30頃 休憩後、自由開催(展望台にはカフェもあり、景色も良く撮影ポイント)
※昼食はお会計の関係がありますので、皆様同じお食事とさせて頂きます。
  
少し早めのランチ時間にしてあるのは、昼食後におかげ横丁散策や伊勢神宮内参拝など各自で自由時間として使っていただけたらと思います。

このような時間軸と走行ルートで関西ツーリングを開催したいと思います♪
「おいヤマグチ、初のエリアでこんなに道知ってんのか?」
はい、毎度ご協力を頂いているオーナー様に助けて頂き、素晴らしルートを提案して頂きました(ペコリ)

アバルト ツーリング 関西

■ 参加方法
お名前、車種、参加人数を以下のメールアドレスへご連絡ください。

参加申し込みアドレス contact@threehundred.jp

レストランの予約都合がありますので、4月3日までご連絡をお願い致します。
もしも「ギリギリまで予定が分からないけど参加したい!」という方がいらっしゃいましたら、とりあえず弊社まだその旨をご連絡頂けたらと思います。
THREEHUNDRED facebookにもイベントを立てますが、そちらで参加表明をして頂いてもOKですが、お名前と参加人数が分かるようにお願い致します。

久々の関西ツーリング☆
沢山のオーナー様と楽しい時間を過ごせたらと思いますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております(^^)/

THREE HUNDRED アバルトParts

ABARTHときびなご

その昔、20代前半。初めて買ったクルマはFIAT X1/9 1500でした。今なんて200万オーバーのプライスタグ付いた販売車両しか見かけませんが、その当時は30〜60万あたりが相場だった気がします。社会人になって初めて手にしたボーナスを握りしめ、40万即金で手に入れた車です。

憧れはLANCIA STRATO’SにFIAT ABARTH X1/9 Prototipo。

x19

70年代前半のWRC。共にABARTHの手の入ったこの2台ですが、片や伝説を作り、片や日の目を見ることのなかった悲運の車。共に当時ベルトーネにいたガンディーニによるデザインの車。

 

オレンジのボディに黒のストロボラインの入った僕のX1/9、「添加剤入れといたからエンジン、バリバリ調子いいよ〜」なんてコト、真顔で言うような中古車屋さんで買った割には調子の良い個体でした。当然、チューニング/カスタム化はサクサク進んで、TAROXローター・パット、KONIスポーツサス、JAMEXスプリング、タワーバー、ANSAマフラー、Vitaloniミラー、前後バンパーレス化、FRPボンネット/トランク、ダックテールスポイラー、FORZAシュノーケル、1300用エンジンフード、強化マウント、WEBER 40DCNF×2・・・。と順調に仕上がっていったのですが、どうにも残念なのがどこにも“ABARTH”のパーツがないこと。

友人づてにあちこち声を掛けてもらっていたある日、東金に住んでいるオーナーさんが車降りたから譲っていただけるとの話に。喜び勇んで出かけ目にしたのは、真っ赤に錆びたマフラー。ライセンスプレートらしきものは付いてますが、全く識別できません。・・・本物?? ネットなんてない時代ですし、そのカタチだって白黒のコピーでしか見たことないんですもの。けれど、「今日はもう遅いから泊まってくださいよ」なんて、やさしいこと言ってくれるオーナーさんを疑う気になどなれず即決。

結局、激旨&てんこ盛りの海の幸をたらふくいただいて翌日帰宅。サンドペーパーを手に2日かけて磨き上げると、鈍く輝きだしたプレート上についにABARTHの刻印が!! その瞬間、4本出しのANSAに比べ何となく頼りなく華奢に見えていたこの2本出しのマフラーが、オーラをまとって見えだすから不思議です。

そんな、僕が初めてABARTHに触れた時のとりとめのないハナシ。なんで急に思い立ったかというと、昨夜の外食にあの日東金で御馳走になったのと同じ『きびなごの煮付け』が出てきたから。口に入れて、フワッとこの魚独特の香りが鼻に抜けた瞬間、僕の脳裏にフラッシュバックしたのはプレートから微かに浮き出てきた「AB・・H」の綴り。愛だな、愛。

 

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

スタビライザーリンクのマメ知識

本当はヤマグチが率先してTESTしなくてはならないのですが・・・
ここのところ、スタビライザーリンクの長さについて、いろいろなオーナー様から体験談を頂きまして、遅ればせながらノーマルの595でTESTしてみました。
リンクを短くする方向は開発当初からTESTをしていまして、コーナリング中の挙動がシャープになり、また初期反応が良くなる半面、乗り心地は少しずつダイレクト感を増していく印象です。

半年くらい前にオーナー様から「リンクを20mm伸ばして使ってみたら凄く良かったです!」という体験談を頂きまして、何分自分が試していないのでオフィシャルな発言は出来ませんでしたが、先日いろいろ長さを検証した結果、20mmまではリンクを伸ばして使用しても大丈夫だと確認しました。

アバルト スタビライザー 調整

車高や全長式ダンパーを装着してダンパー長がオリジナルと変わっている方もいらっしゃると思うので、一概には言い切れないんですが、595のノーマルダンパーで車両の比較です。
10mm、15mm、20mmと、出荷時から長さを変えて試走した結果、15mm辺りからコツコツ感が和らぎはじめ、単純な乗り心地だけで言うと20mm延長は乗り心地にはかなり効果的だと感じました。

なんでこうなるかを簡単にお伝えすると、リンクの長さを変える事でスタビの取り付け角度が変わり、オリジナル状態からスタビの効力をほんの少し弱めているイメージといったら分かり易いかもしれません(かなりザックリな説明です)。
リンクを長くした事による乗り心地以外の感想は、右に左にという切り返し時のクイック感は鈍感になり、ステアリングフィールは僅かにアンダーステア傾向です。

ただストリートがメインのオーナー様には、有効な調整だと思います。
特に少し荒れた幹線道路を40~60kmくらいで走るシーンや、微速のデコボコ道では優しいタッチに変わります。
THREEHUNDREDのスタビライザーリンクの可動域は純正と比べてかなり広いです。
リンクの長さと相まってこの可動域もクルマの動きに作用していて、特に深いストロークをした際にはリンクは苦しい姿勢になり、純正はここで可動域が無くなり、極論リジット状態になるので乗り味がツンツンした印象になるかと思います。

■ THREEHUNDRED スタビライザーリンク・スチールver商品ページ
■ THREEHUNDRED スタビライザーリンク・カーボンver商品ページ 

たかがスタビライザーリンク、されどスタビライザーリンク。
¥28,000-のパーツでこれだけ遊べたら面白いですね(^^)v
因みに20mm以上延長して使用すると、ロッドからボールエンドが脱落する恐れがありますので、20mm以上は絶対に長くしないでお使い下さい。

THREE HUNDRED アバルトParts

悠々として急げ

河津桜、ですかね。夕刻の隅田川沿いで「おっ」と気付き足を停めてしまいました。なぜか街灯のすぐ下の3本だけが花を咲かせていましたね。

現在もう少し暖かくなる頃のリリースを目指して、THREEHUNDREDのファースト総合カタログを製作中です。しかしこれがなかなか・・・・

sakura

“さりとて人生なんて短いぞ。さあしっかり選び、ゆっくり咀嚼し、存分に味わいながら急ごうか”なんて解釈が僕なりの落としどころなんですが、「悠々として急げ」。開高健が生前よく口にした、大好きなコトバです。今日もカタログ制作に没頭していた僕のアタマの中でまるで音楽の様に舞ってました。良いもの作るためにも!

そう言えば昔、銀座7丁目に事務所を持っていた頃。開高健が通っていたフレンチレストランが近くにリニューアルオープンしたのを知って思い立ち、何度か訪れたことがあります。ある日、ホールのいつも笑顔の素敵な女性が「先生がこれ大好きで召し上がってらしたメニューですから」と、僕が偶然注文したムール貝のワイン蒸しを大盛りでサービスしてくれたことがありました。気を良くした僕は、彼の「お気に入りのワイン数本を小脇に抱え訪れると、必ず駆け寄ってくる、シェフのまだ小ちゃな娘の頭をハット掛けにしていた。」との何かで読んだ話を思い出し、訪ねてみたところ「あぁ、それ私です。」照れ臭そうに彼女が頷いたのを見て、ああ持ち込んだワインに合わせていた料理はきっとこれだったんだ。なんて独り言ちてほっこりしたのでした。

 

Takeshi Yamaji

 

THREE HUNDRED アバルトParts

ムムム、西へ東へ

アタマが少々パニックでして・・・
2月に入って海外からのオファーがとにかく多くて、辞書とGoogle翻訳を使いながら四苦八苦。。。
でも海外とのやり取りは面白いから良いんです☆
しかしあちらの方々、あまりカーボンパーツに興味が無いようで、走り系のパーツを大変好む傾向にあるようです。
とりわけ何故かes-02とスタビライザーリンクがお気に入りのようです。
今月末にN.Y.へ出荷がありますが、今回はカーボンパーツも含めかなりのボリュームを送ります♪
パーツを装着したら撮影会をするようなので、出来上がりが今から楽しみです。

アバルト サスペンション カーボン

そしてエーゴとニラメッコも少し疲れてきたので、気分転換に2016年度のイベント予定を組んでいます。
近日中にご案内させて頂きますが、去年宣言しちゃった事もあり、今年はかなり幅広くやろうと思っています(^^)v
まずは九州方面を実現すべくガンバリマス(^^)/

THREE HUNDRED アバルトParts

落書帳

僕らのような仕事している人って、落書帳を持ってる方多いんじゃないでしょうか。最近は外回りが多くなった関係で、移動の電車の中や出先でちょっと余った時間を喫茶店なんかで潰す間にサラサラ書き留めてます。ポッと浮かんだアイデアを文章やイラストでさっと書き留めておいて、事務所に戻ってからもう一度吟味。そうやって気持ちの余裕のある時に見直すと、思いついた時と違ってなんだかしっくりこなかったりもしますが。。。

design

そうやって描きためたアイデアのひとつを今、こっそり進行中です。今夜、ここしばらく仲良くさせていただいている業者さんと打ち合わせの予定で、実現可能な部分と不可能な部分をある程度見極めようかと考えています。まだ少し先になるでしょうがそこそこカタチが見えてきたら、あとは山口の首を縦に振らせるために・・・日本酒でも飲ませてみましょうか。

海を渡って、はじめまして。

苦節1年以上、ようやく出来上がったABARTH PUNTO/ABARTH PUNTO EVO用の機械式LSD。
この車だけ世界的に何処のメーカーも機械式LSDの設定が無く、国内のLSDメーカーにミッションごと送り製作を依頼するも、形状的にことごとく断られ困り果てていました・・・

ダメもとで、世界の自動車メーカーやツーリングカーの競技車両が採用する海外のLSDメーカーに相談した所、思いのほか親切に対応して頂けて、いろいろアドバイスやノウハウを頂きながら関係会社で製作して頂ける事になり、本日初荷がようやく手元に到着いたしました(^^)/

アバルト プントエヴォ LSD

「ABARTH PUNTO系は走り系パーツ構成でいきます!」と宣言したからには、ワンオフで終わらせず、かなりのロット数でオーダーしましたので、安定供給可能となっています。
もちろんO/H等の対応も可能ですので、購入後のアフターサービスも可能となっております。
近日中にTHESTOREにUPしますので、もしご興味のあるオーナー様は是非宜しくお願い致します。

THREE HUNDRED アバルトParts