THREE HUNDRED ABARTH Parts Brand

アバルトのホイール・サスペンション・ブレーキ・カーボンパーツetc 開発・販売

Produced by DUKES


05月

ようやくコンプリートッ!!!

昨日の月末大量納品の際に、工場さんが生産を頑張ってくれて、唯一オリジナルアイテムでデモカーに取り付けが出来ていなかったカーボンポジションライトカバーを取り付けしました。
先に取り付けをすませていたカーボンフロントグリルともなかなかの相性で、フロントフェイスが一段と引き締まり、可愛いく微笑むチンクの表情が、キリリとお化粧をし美魔女?に変身しました。

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この商品はフィッティングこそTHREEHUNDREDクオリティなのですが、位置決めが少し難しいので、合わせて取り付け動画の素材も撮影したので、近日中にTHREEHUNDREDのYouTubeサイトに更新いたします。

ヨーロッパ進出だぁッ!!

この業界、何かと月末はバタバタします。
今日は発注商材が各工場さんからドッサリ出来上がってきました。
直接ご注文を頂いているお客様、業者のお取引先様、仕入の仕分けやら出荷の段取りやらで汗だくです。
でも今日最も汗だくになったのは、海外向けのINVOICEの製作とパッキングでした。

アバルト パーツ

THREEHUNDREDのツイッターを見てイギリスのABARTHを販売している業者様からオファーを頂き、本日初荷を出荷させて頂きました。
ヤマグチの中で密かに目標としていたヨーロッパへの出荷。
初商いなので商品数こそ大したことありませんが、まさかこんなにも早くヨーロッパへ商品を出せるなんて思ってもいなかったので、ダンボールを閉じながらウルッときてしまいました。
ヨーロッパではABARTHカスタムはかなり盛んで、ワタシも勉強になるパーツが沢山あります。
お互いに情報交換しながら、良い商品を展開していけたらと思います。

これをきっかけに、ヨーロッパ進出もガシガシ頑張っていきたいなと。。。
でも、国内のバックオーダーをきっちりこなしてからの話ですがぁ。

やっと完成間近

ここ半年くらいズットテストを続けている、ワインディングからサーキット用のブレーキパット「TH200」。
磨材的にはハイスチール材とロースチール材の真ん中といったイメージで、使用温度域が0〜600℃というワイドレンジなのが特徴です。

普段使いとワインディングやサーキット走行を両立しようとすると、朝イチの冷え冷え時のブレーキが心配だったり、あまりストリート寄りのパットで走ると、パットがオーバーヒートして異常磨耗やローターがガビガビになったりします。

私のABARTHは、普段は嫁が買い物や幼稚園の送り迎えに使い、トーチャンは乗ればどこでも全開なので、両極端なパット性能である事が求められます。
このワガママなリクエストに、製作現場が付き合っていただけたからこそ、いま素晴らしいスポーツパットが完成しました。

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TH100に比べると、流石にダスト量こそ多いですが、右足に伝わる路面の干渉を感じながら、ほんの僅かなペダル操作に車が反応する感覚は、正に操る楽しみだと思います。

間も無く正式デリバリーを開始しますので、楽しみにしていてくださいね。

[ es wheel ] Only ABARTH Forged wheel

先日はes wheelの製造過程をご紹介するBlog「Forged! Forged!! Forged!!!」を書きました。
鍛造と鋳造の大きな違いは「アルミの密度」ですが、その密度が走りにどのように影響するかをご紹介します。

先日のBlogからおさらいになりますが、es wheelのアルミ軽合金素材は鍛造機によって8000tという圧力でプレスされます。
鋳造ホイールは溶解されたアルミを金型に流し込み、アルミが固まった状態で型から抜きます。
この時点で圧力をかけないで固まったアルミ素材と、8000tという圧力をかけて固まったアルミでは、アルミの密度が大きく違います。

■鍛造のメリットは?
例えば、枯れて中がスカスカになった木の枝は軽い力でパキンと折れます、健康で密度の高い気はギューットねばって最後にパキンと折れます。
前者が鋳造、後者が鍛造というイメージで、アルミの密度と熱処理で素材の特性が変わります。

鍛造ホイールは密度が凝縮された非常に強い固まりで、固いがゆえに切削加工で駄肉をそぎ落とす事が出来るので、各部を薄く作ったり、攻め込んだデザインを採用する事が出来ます。
整った素材は設計に自由度を広げ、細かな刃物のプログラムを可能とするので、鋳造に比べるとスポークやリムに細かな作り込みを表現できるので、鍛造ならではの見た目と軽さを実現する事ができます。

es-02のホイール重量は、サイズやカラーでも異なりますが17x7Jで6.9kg/1本です。
一般的にバネした1kgの軽量化で、バネ上15kgの軽量化の効果があると言われています。ABARTHの純正17インチホイール(10本フィンタイプ)と比較すると、es-02は1本あたり約4kgの軽量化になります。

アバルト ホイール

■ヤマグチ的なホイール比較インプレッション
ここからはABARTH500に特化し、ワタシのフィーリング的なお話しなのでご参考までに。
ABARTH純正10本フィンホイール(10.3kg)、es-02(プロトタイプ6.1kg)、es-02量産ホイール(6.9kg)の3種類を市街地とワインディングロードでテスト走行してみました。(リムは全て7J・インセットは35・タイヤはADVAN・Neova)

まずは純正ホイールですが、路面が整った直線道路ではどっしりとした感じで、安定感こそありますが、つなぎ目や荒れた路面では、サスペンションの動きに対してワンテンポリバウンドストロークが遅れてくるような感じがあります。
ワインディングロード等のシーンで、ハイスピードコーナーからタイトコーナーへフルブレーキしながらターインするようなシーンでは、ホイールの横剛性感がもう少し欲しい印象がありました。

ABARTH純正からes-02(プロトタイプ)に履き替えて最初に感じたのは、タイヤに空気の入っていないママチャリに、パンパンに空気を入れた時の感動と近い感触です。
車が軽く軽快になった印象はもちろんですが、車がとにかく転がります。
アクセルオンの際にも、今までのアクセル開度よりも少ないアクセル開度で車が進む印象です。
50kmくらいで市街地のマンホールを踏んだ際に、今まではドスンという感覚でしたが、es-02(プロトタイプ)は、「タッタッン!」と非常に軽快です。
ただ車体に対してホイールが軽すぎて、ホイールのジャイロ効果が薄れたせいもあり、若干ですが直進安定性に不安を感じました。
また現状のスタビライザーとサスペンションとの相性が良くなく、軽快ではあるのですが段差を乗り越えた直後のピッチングが細かく続く印象でした。

アバルト ホイール

■ABARTHのためだけに設計されたes-02
プロトタイプを何タイプか開発し、あらゆるシーンでテスト走行を繰り返した結果、6.9kgという重量設定のホイールが最もフィーリングが良かったのと、リム厚も数パターンテストしまして、現状の量産仕様で生産にGOを出しました。
このホイール重量が優れている点は、サスペンションとの相性が非常に良く、マンホールや高速道路の段差を踏んだ際には「トンットンッ!」とビッシリ1発で入力がおさまります。
高速のレーンチェンジや、中・高速のコーナーが連続するワインディングロードでは、ステアリングとブレーキの操作に車体が鋭く反応し、軽快とはこの事だなと改めて思いました。

es-02の高いホイール剛性はブレーキング時の姿勢や、サスペンションの動きを更に繊細にドライバーへ伝えてくれます。
ABARTHのパフォーマンスをフルに発揮するためだけに開発したes-02。
「鍛造ホイール」として最も強度を感じて頂けるシーンは、ホイールボルトをトルクレンチで締めた際の手ごたえかもしれません(笑)

今日はお休みを頂いて娘とフラフラ

と、言うのは口実でして…
今日は朝からTour of Japanのスタートを見に日比谷にやってきました。

最近娘も補助輪が外れ、チャリンコに乗るのが大好きなので、子供ながらに大人が一生懸命自転車こいでるのを見て、何かを感じたらしく、只今近所の公園でチャリンコ乗りまくってます。

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画像は、最近お気に入りのハッピーセット。

Forged! Forged!! Forged!!!

ヤマグチはes Wheelの開発に、相当な時間とかなりの額を投資しました。
駆け出しの弱小企業が「ここまでやるか?」というくらい、いろいろな事に投資をしました。
ワタシがホイールにかける想いは並大抵ではありません、相当の覚悟を持って作り上げたワタシのホイールを手にして頂ければ、きっとその想いが伝わると信じています。

そもそも鍛造ホイールに拘る理由はなんなんだろうか?
意外と鋳造と鍛造の違いを知らないお客様もいらっしゃるので、長々とご説明させて頂きます。

■ 製造工程が全く違う
鋳造ホイールは溶解したアルミを金型に流し込み、アルミが固まる頃を待って型から抜きます。
いわゆる鋳物製品といわれるモノで、製作コストが安価で量産性があります。

鍛造ホイールは、丸棒のインゴット(素材)を、製作するホイールの横幅に合わせて素材をカットします。
この時点でホイール素材は丸棒の輪切り状態。

アバルト ホイール

次に輪切りになった素材を3工程に分けて鍛造機で押していきます。
1回目はザックリとしたホイールの形に数千トンの圧力をかけてゆっくり押していきます。
ワタシは初めて鍛造機を見たとき、物凄い力でドカーンと叩くのかと思っていたら、ジワァーっと力をかけながら押していく作業光景を見て、イメージと全く違う工法に驚きました。

2回目は8千トンの圧力をかけて、インゴットの密度を凝縮しながらアルミを押していきます。
この状態である程度ホイールの形をしてきます。
3回目は更にホイールのフェイス形状が現れ、この状態で7割がたホイールフェイスの形が整います。
合わせてリムの形状を整えられ、ようやくホイールらしい形になりました。
鍛造工程では、この圧力をかけて押す工程が工場の最も腕が試される工程で、熱のかけかたや押し方でホイールの出来上がりが大きく左右します。

es-02は鍛造切削ホイールというカテゴリーになります。
フェラーリやマセラティに標準装着されている鍛造ホイールは、通称「型鍛」(カタタン)と言われる鍛造工程でホイールを作り出してしまいます。
何が違うかといいますと、es-02は先ほどご説明した鍛造工程で大方の状態までホイールを作り上げ、最後はマシニングでフェイスやリムを切削して仕上げます。
型鍛はこの鍛造工程でほぼ全てを作り上げ、数万本規模の量産に対応する事が出来ます。
また開発コストも莫大で、スーパーカー数台分の開発費が必要です。
とはいえ鍛造切削も開発費はかなりのもですが、ワタシの規模ではそこまでの量産性は必要ありませんし、商品的にはどちらも素晴らしい鍛造商品が出来上がります。

■ ホイール製作で最大のキモは熱処理
鍛造工程を終えたホイールは、とてつもなく大きいオーブンに入れて熱処理を行います。
よく「鍛造だから固くて強いんでしょ?」と言われる方がいらっしゃいますが、いくら良い鍛造技術があったとしても、熱処理工程が上手くない工場さんのホイールは、いくら鍛造でも鋳造程度の強度しかない商品もあったりします。

es-02が優れているポイントの一つに、匠が鬼の形相で温度と時間管理をしている熱処理工程があります。
ここの温度管理と焼く時間で、ホイールの特性が大きく左右し、カチカチの鍛造素材が更に強さを増し、且つしなやかな柔軟性をもったアルミホイールに変化します。
ワタシは熱処理から出てきたホイールの雰囲気が大好きで、その雰囲気のまま製品化したいといつも工場さんに交渉するのですが「お前は本当に変態だな・・」とあしらわれていつも終ってしまいます。
ほんとカッコイイんですよ、皆さんにお見せできないのが残念ですが、いつか機会があればお見せしますね。

■ ダイアモンドを切り出すかのような切削工程
大気圏突入を終えたシャトルのようなホイールを、切削機にセットしていよいよフェイスやリムを作り出します。
es-02はこの工程で全ての箇所に刃物が入ります。
当然ホイールは回しながら削りますから、抜群の真円度とホイールバランスはここから生まれます。
鋳造ホイールは切削工程こそありますが、刃物の入れる個所は限られていて、鋳肌のままの箇所が多く残るので、es-02ほどのホイール精度を出す事は出来ません。
削り出される様子は、ダイアモンドを磨き上げているかのようで、個人的にはこの工程が一番感動します。

アバルト ホイール

うっとりするほど綺麗じゃないですか!?
塗装するのがもったいないですよね、ご要望があればこの状態にクリアだけ吹いて納品も可能です(笑)

■ 圧力検査と塗装工程
加工が終わったホイールは、全て圧力検査を行います。
タイヤみたいな専用の治具をホイールにはめて、デカイ水槽に圧力をかけて沈めます。
そこで圧力が漏れていないかを確認します。

その後に、塗装ブースにてお客様から頂いたオーダーカラーに塗装されてホイールは完成します。
塗装終了後に、蛍光灯でビカビカのお部屋で職人さんが塗装の最終検品を行い、梱包されて皆様のお手元に出荷されます。

これがes wheelの製作工程になります。
工場さんは機密事項も多く、工場内の撮影が許されない箇所がほとんどです。
本当ならもっと画像をつけてご説明をしたいのですが、こればっかりはゴメンナサイ。

という事で、オーダーを頂いているお客様、このBlogを見ながらご自身のホイールが今どの辺りの工程かを妄想して、納品までもう少しお待ち頂ければと思います。

〆はここ最近で一番お気に入りのカットにて。

アバルト ホイール

カーボンゲートスポイラー取り付け動画

カーボンゲートスポイラー取り付け動画

■取り付けポイント
・位置決めの目安には車体のプレスラインを参考にしてください。
・左右の出し方は、プレスラインのセンターをマークして、製品のセンターをマークすると目安が出来て貼りやすいです。
・ドライヤーで両面テープを軽くあぶり、温めてから貼る事をお勧めします。(特に冬場の取り付け時は必需です)
・基本的に貼り直しは出来ないので、位置決めは慎重に行ってください。
・剥がす際は、製品を温めて糸などで「必ず製品と両面テープの間」を切っていくと剥がしやすいです。
(この際はボディを痛める可能性があるので、十分に注意して作業を行ってください)

THREE HUDRED ABARTHパーツ

小さいなんて言わせない!

先日も書いたような気がしますが、我が家には仕事もプライベートもABARTH500が1台だけです。
よく「デカイ車をもう一台隠し持ってるだろ!?」と言われる事がありますが、ABARTH500が1台だけです。
ここ最近大物の取り扱いも少しずつ増えてきたので、myABARTH500には常に荷物が満載です。。。

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画像は今日の私とABARTH君とのカット。
イタリアから届いたダンボール1箱、20インチの9Jと11Jのサンプルホイールが2箱、ブレーキパットが20SET入った段ボールが1箱、エアロパーツが少々。
プロボックスも顔負けなほど積んでます(笑)

500のボディは小さいけど、頑張って(考えて?)詰め込めばかなりいけます。
因みにロードバイクも積んで遠征に行きますし、波乗りにも行くのでサーフボードものせます。
カッコ良し、走って良し、実用性も良し、ABARTH500は素敵な相棒です♪

THREE HUDRED ABARTHパーツ

東京タワー x THREEHUNDRED ABARTH500

今日は午前中に工場さんと、次期アイテムの開発計画の打ち合わせをしてきました。
ライフスタイル系のアクセサリーと、いよいよエンジンルーム内のパーツに着手していきます。
自分で言うのもなんですが、着眼点は斬新で、他社様にはない新しい印象のパーツに仕上がると思います。

アバルト エアロ

先日都内をフラフラしていた際に、久々に東京タワーに行ってみました。
日常生活の中で東京タワーを通過する事はしょっちゅうありますが、なかなか立ち寄る機会がありませんでした。
改めて東京タワーを前にすると、歴史を感じながらも、その存在感に感動してしまいました。

 

THREE HUDRED ABARTHパーツ