車好き家系に育ったヤマグチは、
幼少期の絵本はカーグラフィック、
小学生の頃はマンガなどに興味も無く、
毎日録画したカーグラフィックTVをひたすら見て育ちました。
11年と少し前ですかね、
実家の片隅でひっそりスタートしたTHREEHUNDRED、
小っちゃくて、速くて、ターボなクルマで勝負したいと考えていて、
もおABARTHしかありませんでした。
スタート当初からヤマジはお手伝いしてくれていて、
カーグラフィックで育ったもんだから、
とにかくビジュアルにはこだわりたいと考えていました。
ジブンで企画した商品を、ジブンのお金を出してでも欲しいと思える商品を作る。
そんな気持ちで800円のステッカーから43万円のリアゲートまで、
販売価格の大小ではなく、
全ての品番に全力投球して商品開発を行っています。
学生時代は経営を学びましたが、
教科書の「経営」はあくまでお手本で、
いざ自分で起業してみるとなかなか壁にぶち当たる日々。
社長業なんてのは苦手中の苦手。。。
いつしかスタッフも増え、拠点も増え、
年商ばかり大きくなっていく自分の会社に疑問をもちはじめ、
社長としてのスキルや、
人を育てる力の無さに苦悩する日々。
何が正しい道か見失いそうになる事もありましたが、
今も心の支えになっているのは、
THREEHUNDREDのパーツを購入して下さった方々の笑顔。
ジブンが作り上げた商品で人が笑顔になり、
THREEHUNDREDがキッカケで、
その人の人生すら左右する人間物語が出来たり。
こんな幸せなシゴトは無いなと。
去年サンポスの人事が大きく変わり、
2024年はボクの人生で最もいろんな事を考えた時期。
正直とてつもなく辛い時期を過ごしましたが、
今はサンポスメンバー3名の歯車がかみ合い始めていて、
お客様の笑顔も戻り始め、あとひと踏ん張り。
大きく変わったと言えば、
2月28日で渡辺千尋がDukes&Co.を卒業し、
3月1日から(有)トランスグローバル社(FLATOUT)の正社員に転籍しました。
Dukes&Co.へ入社して5年、
少しばかり人と違う感性を持っていて、
何となく人を引き付ける魅力があり(笑)
FLATOUTを引き受ける話しがあった頃から、
彼女に任せると決めていました。
今はとつもないプレッシャーの中、
FLATOUTの店長として、
彼女なりの世界観を作り始めています。
DT3のスタッフも、
去年からはじめた大改革の成果なのか?
個々の意識が変わりはじめ、
日々の業務ではヤマグチいらずの日も近そうです(笑)
何が言いたいかと言いますと、
組織なんてめんどくせー、
ひとり親方サイコー!
自分ひとりで今と同じ数字なんて立てられる!!
なんて思った時期もありましたが、
今は代々木上原、大阪、世田谷のスバラシイスタッフに支えられ、
所帯が増えていくのも悪くないよね。
そんな気持ちになりつつあります。
という事で、
今抱えている日々の業務から少しずつ解き放たれますと、
大好きな商品開発に没頭出来る日が増えるなと(^^)v
そんな人間臭さ溢れるTHREEHUNDREDとFLATOUTを、
これからも愛して頂けたら嬉しいなと。
ボクたちから皆様への恩返しの日が、
4月29日のTHM2025なんです。
「カスタムの可能性は無限大」
是非ご来場頂けたら嬉しいなと。
おす。