THREEHUNDRED ABARTH TH309

TH309 2020年7月~
ベース車両: ABARTH595 competizione(LH-MT)

TH308が嫁ぐ事が決まった時、グリジオピスタが2台続いたので久々にグリジオカンポポーロを選ぼうとしてたんです。
でも、いろいろ悩んだ末に(あんまり悩んでないですがぁ)根っからのキイロ好きなヤマグチ、ディーラーさんには「次はヒダリキイロで!」とソッコー電話してました(笑)
すると全然個体が無くて、一度は諦めかけたキイロですが、いろんな方が、いろんなパワーを使い、他店の在庫を譲ってもらうカタチでTHREEHUNDREDにやってきたのがTH309であります。

久々のキイロは良いです、やはり個人的には明るい色の方が好みのようです。
洗車してると虫が沢山つきますが、それもまたヨシッ。
納車翌日にはワイドボディキットを組むためにフェンダーカットに出し、今回どうしてもやりたかったボディ同色ロールケージキットを組みました。
クロとキイロでまとめて、そこにマットシルバーのアクセントストライプを入れ、TH305の時とはまた少し違う雰囲気に仕上がりました。
デモカーでは明るい色でワイドにしたのは初めてだったので物凄い迫力です。

当初はディスクもリムもネロスコルピオーネに塗装したes-04を履いていましたが、やはり明るめのアシモトにしたくなり、ディスクキイロ、リムはブラッシュド、ピアスボルトはブラックという仕様のホイールを履いています。

TH309が納車された頃はSEMASHOWの影響もあってか、ありがたい事にとても仕事が忙しくなりまして、アソビがシゴトのヤマグチのはずなんですが、それが全くと言っていい程出来なくなりました。。。

「またサーキットを沢山走りたい」そんな想いを詰め込んで、TH309には新車から贅沢な走り系のパーツで組み上げました。

すると事件が起きまして・・・
「TTCのオールカットスイッチが取り付け出来ない」

TTCがオールカット出来ないと、折角LSDを組んでも電子制御が効いてしまうので、サーキットでフルにこのクルマの性能を使って走る事が出来ません。
いろいろ調べるとGセンサーがABSユニットに入るという、実に今風のモディファイがされていました(笑)
物は試しにコースを走らせてみると、同じ仕様の仲間から1秒近く遅いし、走らせててストレスでしかありません。
久々にサーキットを存分に走るために購入したTH309、正直あまりにつまらなくて一瞬売却も考える程悩みましたが、ECU担当がなんとか関係各所に開発を依頼し、今までは配線カットという昭和の手法でTTCをオールカットしてましたが、OBDから簡単にTTCをオールカット出来るデバイスを開発してくれました。
THREEHUNDED始まって以来初の電子パーツの誕生であります(笑)
(余談ですがツールはABARTH500/595系、ABARTH PUNTO系全モデルに使用できます)

解き放たれたTH309の動きはスバラシイのヒトコト!
ジブンで言うのもアレですが、今までのノウハウを注ぎ込んで組んだサスペンションキットProのセットアップは最高のヒトコトで、意のままにクルマを操れます。
隠れメニュー?のRacing LSDとRacing Clutch kitのダイレクト感はシフトする度に、コーナーを曲がるたびにニヤリであります。

TH309には走る事もそうなんですが、実は大切なミッションを背負っています。
THREEHUNDEDを立ち上げて、10年以内に実現すべく掲げた3つの夢。
ひとつは富士スピードウェイを終日THREEHUNDEDで貸し切りしてイベントをする事、もうひとつはSEMASHOWに出展する事、この2つは夢を実現する事が出来ました。

最後の夢は、THREEHUNDREDのコンプリートカーを作る事なんです。
ボクが思い描くABARTHのカタチ、外装は出来ました、内装も残すはファブリックを選定して、細かな作り込みをして完成です。
残すはエンジン関係とタービン、これも他の車両でいろんなテストをしています。
日々遊んでいるように見えるヤマグチですが、ここを最終目標としていて、コンプリートカーを世に送り出すために、ABARTHと日々の生活を共にしながら様々なテストを行っています。

と言ったら亭の良い聞こえ方になりますが、散々ABARTHを走らせてきた結果が、ついにこの夢を実現出来る三歩くらい手前まできました(笑)
いわばTH309はコンプリートカーのシリアル#000なんです。
このプロトタイプ車輛で、量産に向けた最後の開発を行っていきたいと考えています。

【TH309 スペック】
■エクステリア系
THAB1101 マットカーボンゲートゲートスポイラー
THAB1303 マットカーボンフロントエンブレムカバーS4
THAB1104 マットカーボンゲートハンドルカバー
THAB1105 マットカーボンリアエンブレムカバー
THAB1316 マットカーボンドアハンドルカバー(左ハンドル)
THAB1317 マットカーボンドアハンドルパネルカバー
THAB1126 マットカーボンドアミラーカバー
THAB1425 マットカーボンリアディフューザーS4
THAB1327 マットカーボンフロントインテークカバーS4
THAB1218 カーボンピラー(A)
THAB1219 カーボンピラー(B)
THAB1126 マットカーボンドアミラーカバー
THAB1528 マットカーボンエアコンパネルS4
THAB1129 マットカーボンリアワイパーカバー
THAB1130 マットカーボンテールレンズパネル
THAB1131 カーボンボンネット(塗装ベース仕様)
THAB1132 マットフロントリップスポイラーS4
THAB1133 マットカーボンバンパーインサートFront
THAB1336 マットカーボンアンダースポイラーS4
THAB1137 マットカーボンサイドスカート
THAB1338 マットカーボンリアアンダーフィンS4
THAB1139 マットカーボンリアウィングS4
THAB1140 オーバーフェンダーキットS4
THAB1142 マットカーボンリアリフレクターカバーS4
THAB1146 マットカーボンナンバーブラケット
THAB1149 マットカーボンフロントグリルキットS4
THAB1154 マットカーボンディフューザーS4  センターマフラー仕様(member限定商品)
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THAB3007 サイドストライプ(マットシルバー特注デザイン)
サイドデカール:アクセントライン(ワンオフ)

■インテリア系
THAB1120 マットカーボンステアリングコラムカバー
THAB1121 マットカーボンキーシリンダーパネル
THAB1122 マットカーボンエントランスパネル
THAB1528 マットカーボンエアコンパネルS4
THAB1341 マットカーボンインテリアパネル(左ハンドル)
THAB1052 リアラゲッジパネル カーボン
THAB4010 ロールケージキット(ボディ同色塗装)
THAB2020 トランクフレーム アイボルト付き(ボディ同色塗装)
THAB3214 THREEHUNDREDハーネス 6P (イエロー)

■フットワーク系
es-03  17×9J 4/98 イエロー
THAB2212 スタビライザーリンク
THAB2410 サスペンションキットPRO (F:5Kg R:4.85Kg)
THAB2013 ピロロアームキット
THAB4002 ハイパフォーマンスインタークーラーキット
THAB4012 TTC CUT OF DEVICE
THAB4013 レーシングセンターマフラー(member限定商品)
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■ブレーキ系
THAB2115 TH300+ BREMBO
THAB2116 TH300+ Rear
THAB2122 スポーツローター BREMBO 2P

■アクセサリー系
THAB3006 LEDルームランプ
THAB3009 LEDライセンスランプ
THAB3310 チタンビス(ブラック)
THAB3023 ボディアースケーブル
THAB3131 アルミシフトノブ(A) ゴールド
THAB3036 LEDヘッドライトバルブ
THAB3351 ステアリングDシェイプバックスキンシルバーセンターリング トリコローレ

NOZOMI HASHIMOTO

しょっちゅう社長と小さなコトでやりあっているし、社長ヤマグチも彼女にはなんだか色々言いやすそう。商品受発注・在庫管理、そしてyoutube担当。電話やイベントでのお客さまとのコミュニケーションをとっても大切にしています。クルマには決して詳しくないけれど、絵心ありで月一更新の彼女によるDT3黒板アートも皆の楽しみ。股下長めの身長1730mm、手足も長いからもっと高くみえる。犬好き。辛いもの好き。

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