新作鍛造ホイール

このes-09は、
ヤマグチのホイール開発人生の中で、
最も苦戦したホイールです・・・

お陰様で開発に約2年近くの時間がかかってしまい、
なんで遅れたか?

やればやるほどいろんなアイデアが出てしまい、
土壇場で設計変更を繰り返した事が大きな要因ですが、
中途半端な商品は世に出せないので・・・

そもそも16インチで設計されたABARTH500、
個人的には17インチのバランス感が好きですが、
なんだかんだ16インチとの相性も良いんです(^^)

THREEHUNDREDの16インチホイールは、
CF-01がひと足先にデリバリーを開始しておりまして、
フローフォーミング製法を採用し、
サイズ的にも、コスト的にも、
幅広いオーナーさんにご指示を頂いております。

しかしながらes wheelとしては、
最新の鍛造技術を駆使し、
ハイクオリティーな商品も並べたい。

305mmサイズのBREMBOキャリパーを楽々飲み込み、
バランスウェイトに気を使わず、
インセットも選べて、
カラーも自由に設定可能。
もちろんカッコイイはアタリマエ。

それでいて超軽量であり、
加工精度の高い鍛造ホイールが欲しかった!(ボクがです・・・笑)

そんなオモヒで開発したのがes-09シリーズ、
es-09 corsaについては、
ワイドボディーをターゲットにした、
ワンピースホイールなのに8J ET-20が主流というドヘンタイホイール。

インセットがマイナス方向にいくことで、
取り付け面が伸びるので駄肉が増える、
そうなるとホイールが重くなるので出来るだけいろんなものをそぎ落としたい!

しかし削れば削るほど強度が無くなる、
じゃぁ、思い切ってカタタンで素材から詰めてやる!

カタタンから打ち出されるインゴットは正に最強、
鍛造アルミより更にアルミの密度が違うので強いです。
強いから駄肉を削ぎ落す事が出来ます。

そんなこんなで完成したのがes-09 corsa、

ホイールを持って頂けたら分かりますが、
その各部の薄さ、加工精度の高さ、そして軽さに驚くと思います。
間違いなくes wheelシリーズの中で最強です。

そんなカンジです(笑)
あー、ホイール作りはなんて楽しいんだッ!!!

そうだ、
今年es wheelシリーズに革命が起きます(^^)v
オタノシミニ。

■ es wheel es-09シリーズ商品ページはコチラから

おす。

AKITO YAMAGUCHI

ヤンチャな子供がそのまま大人になったような〝社長〟ヤマグチ。気がついたら社員が増え恐らく扱う金額も増え、両肩に掛かる責任も増えに増え、後戻りなんてできないからアクセル全開の人生フルカウンターステアで、コーナー出口は一体どこなのよ!?な現在。でも好きなコトやれてるんだし楽しいし、まあいいか! きっとそんな人。恥ずかしがりだからなかなか見せないけれど何気に感動屋さん。

関連記事