最高のバランスを目指して

THREEHUNDREDが追求するABARTHのカタチ、
カッコイイと、乗り易い速さのバランスです。

以前から書いていますが、
ワタクシヤマグチはレーシングカーにはあまり興味が無く、
チューニングカーをこよなく愛します。

ストリートで乗り易いクルマは、
ワインディングやクローズドコースでも速い!
そんなオモヒでABARTHを仕上げています。

何よりクルマは見た目が大切ですし、
クルマ自体が放つオーラ、
ここは特に大切にしています(^^ゞ

スタッフには常々言っていますが、
汚いクルマはダメです、
特にデモカーはみんなの憧れなので、
生活感があってはいけないし、
常に隅々まで手入れが行き届いていないといけない。

あ、話しが脱線しましたが、
この10年、ABARTHを改造しまくってきましたが、
失敗も、成功も、いくらでもお話し出来ます(笑)

ABARTHカスタムの最終目標であったパワーアップ、

いやもとい、
より乗り易く、ニヤリとするエンジンフィールを求め、
機関系のチューニングにも積極的に取り組んでいます。

それこそ10年近くタービン交換をトライし続けてきましたが、
やっぱり壊れるし、乗りにくいし、気を使うので、
ただパワーを求めるのはやめて、
ここのところはオリジナルのパイピングにこだわり、
乗り易く、且つ速い仕様を求めてきました。

ギャレットタービンをベースとした、
THREEHUNDREDフルオリジナルタービンの試作品が完成しました。
インテーク側とエキゾースト側にも手を入れたこのタービン、
いよいよテスト走行をスタートさせます(^^)v

そして今3機だけ存在するTHREEHUNDREDのコンプリートエンジン、
これまた過去にカムを組んだり、ボアをいじったり、いろいろやりましたが、
やっぱり最終的にはノーマルに行きつきました。

各部を丁寧に組み上げ、
一つ一つのパーツ重量を合わせ、
いわゆる密閉率の高いエンジンからなるフィーリングは、
クラッチをつないだ時からわかるトルク感、
シームレスに回転するフィーリング、
このエンジンを体感したものだけが分かるニヤリです。

いよいよ今年から、
THREEHUNDREDが作り上げるコンプリートモデル「TH300シリーズ」の展開を予定しています。
オプションという選択肢に、
このタービンとエンジンを入れようと考えています。

現在いろいろな仕様を、
数台のABARTHでテスト走行しています、
いよいよヤマグチが思い描く、
オンリーワンなABARTHを、
自信を持って皆様にご紹介出来る日が近づいてきました。

と、相変わらずクルマバカなヤマグチであります(^^ゞ

カスタムの可能性は無限大!

おす。

AKITO YAMAGUCHI

ヤンチャな子供がそのまま大人になったような〝社長〟ヤマグチ。気がついたら社員が増え恐らく扱う金額も増え、両肩に掛かる責任も増えに増え、後戻りなんてできないからアクセル全開の人生フルカウンターステアで、コーナー出口は一体どこなのよ!?な現在。でも好きなコトやれてるんだし楽しいし、まあいいか! きっとそんな人。恥ずかしがりだからなかなか見せないけれど何気に感動屋さん。

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