2日間もサーキットを貸切るなんぞ、
軽はずみに決めてはいけないなと、
帰りに皆でトンカツを食べながら強く反省しましたが、
やって本当にヨカッタ!!!
今年最高に疲れたけど、
土曜日の夜はホボ記憶が無いけど、
パドックのド真ん中の道でダイノジで寝てたみたいだけど、
なぜかカラダ中傷だらけだけど、
楽しかった思い出しかないからヨシッ(^_-)-☆
以前からズットやりたかった大きなスペースを使ってのドライビングレッスン。
正直言いますと、この類の企画に僕自身があまり興味がなかったんです。
「キュッと止まったり、クルクル回ったり、クネクネ走るだけでしょ」なんてね(笑)
ボクは完全にストリート育ちなので、いわゆる運転は我流なんです。
この業界に入った時、幸いにも周りにメーカー系のドライバートレーニングの仕事をしているセンパイが多かったので、ドライビングの基礎は教えてもらっていましたが、クルマの走らせ方はゼンカイしか知りませんでした。
でもね、日常の危機回避能力の向上、ワインディングやサーキットでの限界挙動を知りたい、ABARTHともっと深い会話をしてみたい、いろんな想いはあると思うんです。
共通するのは「運転が上手くなりたい」という気持ちがあるオーナーさんには、安全に、短い時間で、適格に運転技術を学ぶってのはとてもプラスだと思ったし、ボク自身も興味はあったんです。
どうせやるならTHREEHUNDREDらしく「ボク自身もやってみたい」と思う企画を組みました。
レッスンを担当してくれている大谷君も吉岡君もストリート育ちなのでボクの気持ちが分かるんです。
カリキュラムは1時間くらい集中して打ち合わせしたら、物凄く楽しそうな企画がポンポンでてきまして、これなら大丈夫と思って募集を開始しました。
でもね、本当に失礼なんですが、当日の朝まで正直つまらないんじゃないかと思ってました。
キットサーキットゼンカイの方がキット楽しいに決まってると。。。
設営が終わり、大谷君と試走をはじめました。
ジブンではサーキットもワインディングもそこそこ走れる感覚はあるんですが、やっぱり基本は我流なんです。
パイロンスラローム、全然出来ません・・・・・・・・
大谷君に爆笑されながら、
ここは素直な気持ちで、
オオタニセンセイ、
お願いです、ボクに運転を教えてください、と。
アイツの爆笑の顔、いつかみかえしてやるッ!
と、心に誓いながら必死に教わります。
他の仕事忘れて、ひたすら走り回りました。
するとですね、1時間くらいの猛練習(シゴトシロ!)で、みるみるABARTHを操る感覚が変わってきました。
特にやりたかった高速パイロンスラロームでのクルマの向きを変える感覚とか、大きな周回円から更にターインしてシケインというとても難しいコーナーでの練習なんかも、バネとダンパーが縮む感覚を感じながらクルマの動きをよりコントロール出来るようになりました。
あ、ボクの話は良いんです(笑)
やはりABARTH屋なのでABARTH独特の挙動や、電子デバイスの違いなんかを体感してもらいたいなと思いまして。
途中で減衰力やタイヤ内圧を変えたり、TTCをチョコマカON/OFFしてもらったり、その変化を感じた人、感じれなかった人、いろいろいらっしゃいましたが、皆さんそれぞれの気づきや学びがあったようで、共通している事はキラッキラの笑顔だったという事。
午後からはショートコースに場所を移し、コース前半セクションを走ってもらいました。
走行すると大谷君がインカムでアドバイスをして、午前中に学んだことを実際のコースで実践していきます。
駐車場のトレーニングに力が入り過ぎて時間が押してしまい、コースでのトレーニングがひとつ出来なかったのは反省点です(ゴメンナサイ)
レッスンの仕上げは参加者全員によるフリー走行。
皆さんとても上手に走られています、初サーキットというオーナーさんも数名いらっしゃいましたが、とても安心感のある走りで、生徒を見守る先生の気持ちがよく分かりました(^^)v
大谷君と吉岡君の同乗走行もあったりして「ABARTHってこんな動きをするのか!」と感動されているオーナーさんもいらっしゃいました。
やはり同乗走行はとても勉強になりますね。
と、THREEHUNDRED初のレッスン企画は無事に終わりました。
座学とトレーニングとサーキットゼンカイ。
「アタマでは分かっていた事だったけど、実践して、反復練習して、最後にサーキットを走れたので、今まで考えていたことが全部つながったというて感じで、サーキットを走ってもナルホドと納得しながら運転出来ました」
と、凄く嬉しいコメントを頂きまして、これだけでパイロンな直しのダッシュが報われます(笑)
次回はもっと多くのオーナーさんにもTHREEHUNDREDのドライビングレッスンを体感して頂き、ABARTHを操る楽しみ、ABARTHを自分好みに仕上げるキッカケを感じて頂けたら嬉しいなと。
ボクたちも今回学んだことをフィードバックして、もっともっと楽しんで頂ける企画に育てていきたいと思っています。
長くなったので、その②に続きます。
さて、次はお待ちかねの300CAMP!!!と2日目の様子を。
押忍ッ(^^ゞ