先日からお預かりしているABARTH 696 record
乗れば乗る程、この個体の素晴らしさにガンガンやられているヤマグチデス。
正直スタンダードでもビックリするようなフィーリング。
595系よりも更に低回転が無いような気もしますが、3000rpmあたりからタービンに勢いがつきはじめると、トップエンドまでNAかと思うような圧倒的な加速感と伸び。
いままで何百台とABARTHに乗ってきましたが、今まで経験したどの500にも無い加速感です。
最初にいつものスタンダードDATAを書いたのですが、それはそれでアリなんですがいつものBipostともなんか違う雰囲気。
低回転からトルクのカタマリのような加速をしますが、695 record特有の中・高回転の伸びが薄れる感じ。
これはダメだと早々に判断し、エンジニアとも相談して新たな考え方てMAPを書き直す事に。
何度も何度も書き直しては試走を繰り返しました。
最近こうゆうのやってなかったので、何だか懐かしかったです(^_-)-☆
当時は毎晩こんな事をやっては、そこらへんの道や高速道路を走り回っていました。
そして完成したDATAは、今までにないフィーリングの我ながらスバラシイDATAです。
キットオーナーさまもニヤリとして頂けるはず(^_-)-☆
この経験値は500/595系にも生かせると思いますので、デモカー309(ABARTH595)が戻ったら早速試してみます。
TuningECUが全国のABARTHオーナーに評価されているポイントは、開発しているヤツが毎日ABARTHに乗って、カスタムが大好きだという事だと思います。
日々の渋滞からお買い物、高速道路の長距離巡行や、ワインディング、そしてサーキットでゼンカイ。
時には雪の中を走り、豪雨の街や高速道路を走りまわり、DATAやりすぎて街でとまるとかその昔はしょっちゅう(笑)
とにかくいろんなシーンでABARTHを走らせて、都度都度製品に反映して作り上げたDATAになります。
ダイノの数字は正直いくらでも「作れます」なのでTHREEHUNDREDはあえて計測数値で表現する事をやめました。
大切なのは、様々な走りのシーンで狙ったパフォーマンスを平均的に発揮し、ドライバーの心に訴えかけ体感するかどうか(笑)
ABARTH好きのココロをつかむ、世界一ニヤリとくる味付けになっている事は自信を持って言い切れます!
チョイト脱線。
という事で、ABARTH 695 record用専用Dataが出来ました(日本にクルマあまりいないですね)
ABARTH 695 Bipost専用も合わせて作りました。
あぁぁABARTHヘンタイ道、ワルクナイです(^^ゞ
押忍ッ。