es-02の開発コンセプトは、トータルバランスです。
やみくもな軽量を狙ったり、ファッション性を上げるための装飾デザインは一切排除し、タイヤから受ける荷重をナチュラルにサスペンションへと伝え、それを車の挙動としていかに表現できるか。
ABARTHのシャーシ特性をアマチュアのドライビングスキルなりに考え、通常の走行フィールドからクローズドフィールドまで、ホイールを変えた事で車の印象を大きく変えられるホイールがes-02です。
フェイスの重量バランス、リムの厚み、ホイールの応力計算等をABARTH500とグランデプントアバルト専用開発とし、ABARTHのもつパフォーマンスを最大限に引き出す納得のホイールが遂に完成しました。
ホイールを手に持って頂ければすぐに感じて頂けますが、es-02最大の特徴はホイールバランスです。
取り付け面からスポークの先端、リムフランジから裏リムまで、最も重量配分のいいホイールバランスはどこかを徹底的にシュミレーションしました。
ABARTH専用サイズは17X7Jで、インセットは25~53まで選択が可能となっています。
このサイズでホイール重量は7kgジャストで、理想的な応力分散をすると言われる5本スポーク形状は、他のホイールを圧倒する高剛性を実現しています。
フル切削ホイールなので真円度も抜群で、折角の軽量ホイールもバランスウェイトを多く貼っては意味がありません。es-02はバランスウェイトの少なさも特徴のひとつです。
価格とカラーバリエーションを最終検討していますので、今月中にはご案内をさせて頂けると思います。
※画像は量産プロトタイプなので、製品と異なる場合がある事をご了承下さい。