昨日約1週間とすこしぶりにmy ABARTH500が、更なる上質な乗り味の追求と各部のチェックを終えてOHLINSから戻ってきました。
その激変ぶりに正直驚きました、スリップサインギリギリのAD08Rがこんなにもしなやかに走るとは・・・。
今回は20~40km辺りのスピードで荒れた路面を走ると、ほんの少し乗り心地が固いかなと言う印象の改善と、ワインディングやサーキットの回り込むコーナーで待つ時間が長いのと、バンプラバーを積極的に使うセッティングに変更してみました。
因みに最近のヨーロッパ車は特にですが、1Gから5~10mmくらいのストロークでバンプラバーにタッチし、ダンパー・スプリング・バンプラバーという3つの要素でサスペンションを考えるメーカーが非常に多いです。
これが凄く良いフィーリングで、市街地の凸凹路面や幹線道路の荒れた道を何事もなかったように走り抜けます☆
高速コーナーでの姿勢も凄く良くなったし、ブレーキでしっかり姿勢を作れば意のままに向きを変えてくれるようになりました。
そしてあまりに楽しかったので遠回りをして帰りましたが、久々にスポーツモードボタンを押して右足に力を込めたら、手前味噌で恐縮ですが「こんなに速かったっけ!?」と思うような加速フィーリングに、ニヤリを通り越してニヤニヤしながら夜中の首都高を久々に周回してしまいました。
サスペンションキットの開発もいよいよ大詰めで、残すはコストなどを試算し定価を算出しましたら、皆さんにスペック等の詳細をアナウンスさせて頂こうと思っています。