先日の富士スピードウェイでのテストでかなり好感触だったサスペンションキットPro。
これはTHREEHUNDREDのダンパーノウハウの集大成でありまして「ABARTH500系のサスペンションはこういうハンドリングで操りたい!」という商品です。
まずはスペックに拘りました。
フロントは正立式ですがダンパーシャフトは極太です。
内部構造は復筒式を採用し、ガス圧の影響を限りなく低減しピストン形状と減衰力のセットアップで勝負です。
ダンパーケースも従来品より二回り太くなり、ピストンサイズも45Φになり、ダンパー容量が格段に多きくなった異による恩恵は絶大です。
全長式を採用しなかったのは、オーナー様のリクエストをお聞きしてお作りするオートクチュールスタイルなので、希望の車高に合わせてスプリングやダンパーのストロークを決めますので、全長調整という汎用性は不要で、その分を容量にあてました。
リヤのトピックは何と言っても独特な形状をもつサブタンク機構です。
「アルミブラケットの中にオイルラインを切削で掘って、その中にオイルを通す」という、ヘンタイ魂が雄たけびを上げそうな日本が誇る切削技術のクオリティは、商品を手に取って頂ければ装着するまでしばらくお部屋に飾りたいくらいです♪
悪路やスピードレンジが上がった時のビタリと安定した走行フィールはニヤリであります(^^ゞ
前後ともスプリングは専用設計品を装備しています。
当初はワインディングやサーキットにターゲットを絞ったキワモノで企画していました。
今でもそのつもりですが実際に完成してみると、ストリートでも全く問題なく乗れてしまい昨日娘が「この水色なかなか快適だね」と言ったほどなので、タブンいけます(笑)
来月の発売を目指して猛烈に開発中ですので、今しばらくお待ち下さいませ。
ひとつだけお伝え出来る事は「現段階でも仕上がりニヤリであります♪」
押忍ッ。