THREE HUNDRED ABARTH Parts Brand

アバルトのホイール・サスペンション・ブレーキ・カーボンパーツetc 開発・販売

Produced by DUKES


TEST DAY

TEST DAY

今日は朝イチから、袖ヶ浦フォレストレースウェイにデモカーを3台持ち込んでTuningECUのテストでした。
30分を4セッション、とっかえひっかえ乗り換えて、真剣に走りまくりました。

気温も30度近くあったので、もお汗だくです(笑)

毎セッションロガーで走りをチェックして、各セクタータイムや最高速を比較します。
そてに走行フィーリングを重ねて、TEST DATAを評価していきます。

走行の合間にドンドン新しいDATAを書いていって、たまにノーマルDATAを試したりします。
とにかく細かなセットアップを積み重ねて、TuningECUは完成していきます。

今回のお題は、後期ECUのサーキットスペックの開発と、既存DATAの確認。
500/S1~S2用に、IHIタービンキットを開発してまして、ECUのセットアップでした。
概ねTESTは無事に終了し、かなり走り込みましたのでいろんな事が新たに分かりました!(^^)!

TuningECUついでに、最近よく「何馬力あがります?」と聞かれます。
これ、お答えする表現がとても難しかったりします。

自動車の出力計測は大きく、車軸で計測、ローラーで計測がメインです。
外気温、湿度、測る人で20~30psは変わる事があり、もっと言うとABARTHは各センサーのコンディションでも数値が変わります。
同日でも、午前中と午後では数値が変わる事はよくある話です。

THREEHUNDREDはダイノパックという、ホイールを外して車軸で計測します。
計測機器の中でも数値が厳しめに出る機器と言われています。
参考までに、現行の595コンペの新車(カタログ180ps)をポンと生DATAで計測すると145ps~160psくらいです。
ここに「グラフの味付け」をすると180psくらいになります。

この時点で何が正しいか分かりませんよね?
計測は、やりようによってはいくらでも数字のパフォーマンスを「演出」出来てしまいます。

昔はボクも数字にこだわっていましたが、これはお客様にいろいろと誤解を招いてしまうと考えまして、最近はあくまで参考値として数字を出してはいますが、自社計測の基準値である事をお伝えしています。

計測を否定するつもりは全くなく、クルマの特性を可視化する事が出来るのでセッティングには必要です。
特に595系は、いくら良いグラフを描いても、実際にサーキットでゼンカイにするとゼンゼンダメなケースがあったりします。

なのでTHREEHUNDREDは実走にこだわっていて、ご自身のアバルトで実際にパフォーマンスを体感して、ご納得頂いた上でご購入をお勧めしています。
いくら数字が良くても、実際に走って感動が無かったり、楽しくなのは意味が無いので(^_-)-☆

THREEHUNDREDのTuningECUは、ABARTHヤローのヤマグチが何十台とABARTHを買って、いろんなシーンを走りまわり、イジリ倒して、時には壊しちゃう事もあるけど、四苦八苦しながら作り上げたDATAになります。
ボクから商品をお勧めした事はほとんどありません、ただ「ニヤリとさせる自信はありまよ」と(^^ゞ

押忍ッ。

p.s.
イベント限定のバブリングDATAは、一定のリスクがある事をご説明して、ご納得頂いた方だけに販売しています。
現車を確認させて頂き、クルマを前にどういった事が起こる可能性があるかをご説明させて頂いてますので対面のみの販売になっています。

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