先日、なんとか無事に終えることのできたTHREEHUNDRED meeting SODEGAURAでちょっと印象深い出来事がありました。
もうすっかりお馴染み、かな? お世話になっているドーミーインさんのマスコット『ドーミーインコ』。もうこの何とも冷めた媚びない目つきが人気の秘密だと僕は思っているのですが、この日もやはりちびっ子達に大人気でした。
meetingイベントではいつもそうなのですが、僕は終日インカムからのアレコレに縛られっぱなしでして、ようやくスマホで撮れた写真数枚のうちの1枚がコレ↓でした。
ドーミーインコと睨み合う元気な男の子。
もうほんと、僕がカメラマンだったら待ってました〜!!な構図です。やっぱり子供って絵になるんですよね。そして僕らのイベントの趣旨的にも「こうであってほしい」って絵柄なのです。
そしてイベントも終盤に差し掛かる頃。公私でお世話になってしまっているお客様Yさんに呼び止められました。「ほら、こないだ撮影の時のご家族。来てくれたんですよ!」Yさんの横には見覚えのある素敵な旦那様、撮影当日にはお会いできなかった奥様、そしてイイ絵を作ってくれたちびっ子達が勢揃い。今回ヤマグチ自らお配りしたTHE BOOK用ビジュアルの撮影でお邪魔していたシラハマ校舎で偶然お会いして快く撮影にご協力いただいたご家族なのでした。
その日、特に記憶に焼き付いているシーンがありまして。一人のちびっ子が石垣の陰からヤマグチの駆る124spiderをジ〜ッと見つめていたんです。口をポカンと開けながら。僕は124を撮影するのにファインダーを覗きながらヤマグチに指示を出していたのですが、どうにもこうにも気になってしまって。
「行っておいで。乗せて〜!って言ってごらん、優しいオジサンだから大丈夫よ。」
そう背中を優しく押してあげた瞬間。パアッと顔を輝かせたと思ったらその子、一目散に駆け出していました。そうして撮れた一枚がTHE BOOKの中程、105pを飾っています。我ながらいい写真ですよね。
この時のお礼をちゃんとお伝えできていなかったこともあって、奥様の横でニコニコしているちびっ子に「あの時はありがとね〜!おかげでいい本が・・・」っと頭を撫でているとモヤモヤっとした既視感。
もしや!とスマホのカメラロールを見返すと。。。そう、ドーミーインコに睨みをきかせていたあの子だったんです。
いやはや。こんな偶然?必然??なら何度あっても嬉しいものですね。
このページに添えたコピーの通り、こんな些細な、けれど大切なコトに出会えるから僕らは続けていけるんです。
Takeshi Yamaji