父に身分不相応と大反対されながら、
ハタチでFDをフルローンで購入し、
祖母と母にも大借金して、
憧れのRE雨宮で、
フルカスタムしたサンバーストイエローのセブン。
そんな大変な思いをしてやっとこさ購入し、
世界で1番カッコイイセブンと思っていたのに、
落ち着きのなかった二十代前半のヤマグチは、
※今でもあまり変わらずですがぁ、、
なぜか興味の対象が輸入車に向いてしまい、
ひょんなことからBMWに乗り換えます。
理由は改造車より、
輸入車の方がモテるんじゃないか(^^)？
そんなナンパな発想だったように記憶してます、、
今となっては当然後悔しまくっている訳で、
「何であの時あの車を売ってしまったんだ」
心の奥底に、ずっと、抱えてました。
いつかはまたロータリー。
いつかは乗ってみたかった憧れの20B/3ローター。
いつしか、
この根っこにある想いを、
大好きなアバルトに詰め込めないか。
そんな事を考えるようになり、
124が発売された当初から、
エンジンパワーには物足りなさを感じていたので、
ロータリーエンジン載せたら面白いな！
そんな事を考えていました。
そしてその時は突然やってきます。
夢を口にしてると、
実現したいと思い続けると、
人生って不思議なもので、
なんだか出来ちゃう時がくるんだなと。
確かSEMASHOWもそんな感じだったし、
はじめて富士スピードウェイを1日貸切した時も、
300POSTO OSAKAをはじめた時も、
そんな感じだったなと(^^)v
THMでお披露目したTH306/Rは、
そんなボクの想いが詰まりまくった、
まさに人生あがりのクルマの1台。
大好きなアバルトに、
憧れ3ローターロータリーを詰め込み、
それをFRで駆動し、
天使の美声は9000回転まで歌い上げる。
しかも自分で作り上げた、
唯一無二のワイドスタイルなABARTH 124 Spider。
それはそれは感無量という言葉しかありません。
THMでは、
沢山の方の視線を感じながら、
1台しか走らない筑波サーキット・コース2000、
あんな恥ずかしいものはありませんでした(^^;
この大冒険ははじまったばかり、
時間をかけて、
更に自分仕様に作り上げまする！
おす。