いま思い返せば、デルデル詐欺と言われ続ける事2年くらい。
試作を作りすぎて予算オーバー、クラッシュテストでは上手く壊れず、当初沢山あけたダクトからは全く熱気が抜けず、大ハマリしたのがこのカーボンボンネット(^^)v
「中途半端な商品は絶対に作りたくない・・・」
お得意のデルデル詐欺を繰り返しながら、かなりモガキました(^-^;
コストオーバーは三菱UFJ銀行さんに助けて頂き、
クラッシュテストは樹脂と繊維を変えてクリア、
放熱は100円均一で買った温度計を沢山つけて勉強し、
空気の流れはボンネットに紐付けて第三京浜を走りながら、
後輩君に並走してもらい写真を撮ってナルホドなヒラメキでクリア。
なんて昭和な開発をしているんでしょうか(^^ゞ
そんな試行錯誤をしながら、苦節2年くらいでイメージ通りの商品がようやく完成しました。
十勝スピードウェイのイベントでお会いした若いABARTH595 Scorpioオーナーさん。
Rosso Cordoloなボディにカーボンボンネットを装着頂き、デモカー同様にダクト部分を塗分け。
カーボンボンネットをご購入頂く8割くらいの方がこの塗分けを選択されています(^_-)-☆
表参道の渋滞、首都高のトロトロ走行、富士スピードウェイのゼンカイ、いろんなシーンで走りまくって開発をしたホンキのカーボンボンネット。
ホンモノのクオリティと軽さを、ご自身のABARTHでニヤリとして頂けたらと思いまする。
押忍ッ。